偏波分析OTDR後方散乱行列の可逆性からの決定と実験(コア・メトロシステム,光アクセスシステム・次世代PON,ブロードバンドアクセス方式,(広域)イーサネット,光伝達網(OTN),高速インターフェース,アナログ光伝送,量子通信,一般)
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概要
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コヒーレントデジタル受信方式の電子回路速度限界から、光伝送媒体・部品の超完全性に向けた研究が関心を集めている。それには、対応する測定技術の更なる高度化も、不可欠である。今回は、p-OTDRによるPMD測定法の第一原理からの見直しを、ファイバ後方散乱行列に適用して、可逆性のみの要請からvan de Hulstの10パラメータをもつマトリックス構造を確認し、かつ、その要素が5つの自由度で記述されることを、はじめて導出した。高出力化した4CH同時測定p-OTDRのサンプリング限界を確認して、高精度サンプリングの可能な10fs/rkmファイバCを測定分析した。その結果、local PMDのヒストグラムが変形ロレンツ速度分布に一致し、かつ、左右円偏波での測定でも不変と確認できた。さらに、Local DGDとLocal PMDの、長尺JME法PMDとの、補正比の妥当性が相互確認できた。これらは、高出力4CH同時測定p-OTDRと第一原理に基づく後方散乱マトリックスによる解析の妥当性を検証するものである。結論として、Local DGD, Local PMDは小区間の間の品質の測度のひとつであり、区間間の相関が存在する。従って、当然、マックスウェル分布の前提は成立せず、変形ロレンツ分布を適用すべきである。
- 2011-01-20
著者
-
小関 健
上智大学理工学部
-
小熊 学
日本電信電話株式会社NTTフォトニクス研究所
-
小熊 学
NTTフォトニクス研究所
-
工藤 輝彦
上智大学理工学部情報処理工学科
-
岩崎 王亮
(株)アンリツ
-
小関 健
上智大学理工学部情報理工学科
-
工藤 輝彦
上智大学理工学部 情報理工学科
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