進歩する図書館システム(<特集>多様化する図書館システム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本における図書館システムは1980年代から導入が進められ,主として図書館のハウスキーピング業務の効率化に大きく寄与してきた。しかし,その後の図書館システムの進歩は遅く,特に利用者サービスの中核をなすオンライン閲覧目録(OPAC)については,他のWebサービスと比較して時代遅れであるとも言われてきた。近年,このような状況が少しずつ変化してきている。たとえば,クラウド・コンピューティングを利用した図書館システムやオープンソース・ソフトウェアとして開発されたシステムの出現,ディスカバリ・インタフェースと呼ばれる新しいOPACの提供などはその代表である。また,図書館が取り扱う資料自体も従来の紙媒体の資料だけではなく,電子ジャーナルや電子書籍など多様なものとなってきている。本稿では,このような多様化してきた図書館システムの状況について概説する。
- 2011-05-01
著者
関連論文
- 例規の構造を利用した例規横断検索の高度化
- 〈発表論文〉FRBRと集合知を利用した図書館システム仕様の策定 (「ディジタル図書館」ワークショップ 第35回)
- FRBRと集合知を利用した図書館システム仕様の策定(一般発表)
- レファレンス事例に対するキーワードの自動付与(セッション3:キーワード付与)
- 〈「ディジタル図書館」ワークショップ第38回 発表論文〉貸出記録を用いた図書推薦システムにおける重みづけの変更
- 強化後間隔によるビデオゲームの面白さの測定(日本基礎心理学会第25回大会,大会発表要旨)
- 書評中の語を用いた図書に対する感性パラメータ自動設定の最適化(第17回(2009年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 書評を用いた図書に対する感性パラメータの自動設定(創立20周年記念 第16回(2008年度)年次大会(研究報告会&総会))
- 日本初のオープンソース図書館システムProject Next-Lプロトタイプ槐(Enju)の開発経緯と現状 (図書館システムの可能性)
- オンライン書評と従来の書評との違いの分析
- 座談会 図書館管理システム開発「Project Next-L」 「Enju」は、図書館システムの未来を変えていけるか
- 複合語の解析による語の上位一下位関係の自動構築
- レファレンスデータに対するNDCの自動付与(第15回(2007年度)年次大会(研究報告会&総会))
- Webアーカイブの仕組みと技術的な特徴(Webアーカイビングの現状と課題)
- 抄録からのキーワードの自動抽出
- 抄録からのキーワードの自動抽出
- 抄録からの主題文の自動抽出
- 構文情報を用いたキーワード抽出
- リレーショナル・データベース管理システム
- 図書館業務におけるOAとは (OA機器と図書館)
- ir会議 (日経MIX) (特集 : パソコン通信とヒューマンネットワーク)
- レファレンス事例に対するキーワードの自動付与(セッション3:キーワード付与)
- 学校図書館の将来像に関するデルファイ調査
- 全国規模の協会・組織の概況 OCLCの動向 (2006年度 国立国会図書館調査研究報告書 米国の図書館事情2007) -- (米国の図書館の概況)
- 〈「ディジタル図書館」ワークショップ第37回 発表論文〉 FRBRモデルを前提とする集中型目録と分散型目録の連携手法の検討 (筑波大学東京キャンパス(秋葉原地区). 2009年11月19日)
- FRBRモデルを前提とする集中型目録と分散型目録の連携手法の検討
- 図書館の貸出履歴を用いた図書の推薦システム
- レファレンス記録に対するキーワードの自動付与(単語・語彙(II))
- デジタルコンテンツの普及と図書館 (特集 図書館におけるデジタルコンテンツの提供)
- 図書館員自身の協同で作る図書館システム仕様--日本発のオープンソース図書館システム作成を目指して
- Library 2.0:図書館におけるWeb 2.0的活動
- 電子書籍フォーマットの動向と学術情報流通への課題
- 感性パラメータを用いた類似する小説の提示
- 進歩する図書館システム(多様化する図書館システム)
- 図書館とオープンソース・ソフトウェア (特集:Open)
- 感性パラメータを用いた類似する小説の提示
- 感性語をもとにした読書支援システム
- 多段階抽選ゲームでの反応時間に対する結果パターンの効果2(日本基礎心理学会第30回大会,大会発表要旨)
- 動向レビュー オープンソースと統合図書館システム
- Project Next-LとNext-L Enju 日本初のオープンソース統合図書館システムの開発と現状
- 歴史GISの地平 景観・環境・地域構造の復原に向けて, HGIS研究協議会編(川口洋(代表)・石崎研二・後藤真・関野樹・原正一郎), 勉誠出版, 2012年3月30日, B5, 288p., ISBN:978-4-585-22022-0, 定価4,200円(本体価格4000円)
- 多段階抽選ゲームでの反応時間に対する結果パターンの効果3(日本基礎心理学会第31回大会,大会発表要旨)
- D-4-3 クラウドソーシングによる書誌誤同定発見のためのタスク設計(D-4.データ工学)