初等教育におけるコンピュータと従来型教具との併存を図った教育実践について -「月と太陽の形」を中心にして-
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概要
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小学校の各教科においてコンピュータの積極的な活用をどのように進めていくかは、重要な課題である。そのためにはコンピュータと従来型教具との併存を図る授業プランの作成および教育実践例の蓄積が必要となる。これまでにもコンピュータを利用した教育実践事例は多数報告されてきたが、両者を生存させた教育実践例の蓄積は現在でも十分であるとは言い難い。このような理由により、本論文では小学校理科の「月と太陽の形」の単元で両者の併存を図った教育実践について報告する。また今回の教育実践の効果を知るためにアンケート調査をおこなった。その結果からコンピュータと従来型教具とを併用は有効性であること、単純なコンピュータの利用でも十分な教育効果を上げることが出来ることなどがわかった。そのため、今回のアンケート調査結果についても詳しく報告する。
- 2010-05-31
著者
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