クロシジミのクロオオアリとの共生についての問題(I) : クロシジミ幼虫のhoneydewの分析とクロオオアリの嗜好性
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概要
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Symbiotic relationship between the larva of Niphanda fusca shijimia and the ant, Camponotus japonicus, was investigated from the viewpoint of nutritional offering by the former. The honeydew secreted by the butterfly larva contained sugars and amino acids, and ants' preferences for them were examined.
- 日本鱗翅学会の論文
- 1992-06-30
著者
-
山岡 亮平
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科応用生物学専攻化学生態学研究室
-
山岡 亮平
京都工芸繊維大学応用生物学科生物化学分野
-
蛭川 憲男
長野市松代町
-
野村 香穂子
京都工芸繊維大学応用生物学科生物化学分野
-
今福 道夫
京都大学理学部動物学教室
-
今福 道夫
京都大学理学部 動物学教室
-
山岡 亮平
京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 応用生物学専攻
-
今福 道夫
京都大学理学部
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