RL-001 ライブラリ関数毎のシステムコール監視による侵入検知システムの開発(ネットワーク・セキュリティ,査読付き論文)
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概要
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プログラムの脆弱性を悪用した攻撃による被害が問題となっている.このような攻撃は,パターンマッチングによる検知が用いられてきた.しかし,この検知手法は,未知の攻撃を防ぐことができない.最近では,未知の攻撃を防ぐ異常検知を用いた侵入検知システムが研究されている.本論文では,ライブラリ関数の呼び出しアドレス,実行順序とシステムコールの情報を用いた侵入検知システムを提案する.提案システムでは,システムコールの呼び出し時にライブラリ関数の実行アドレス,実行順序,及び,システムコールの情報を確認することで,異常を検知する.実験では,検知にかかるオーバヘッドを測定した.
- FIT(電子情報通信学会・情報処理学会)推進委員会の論文
- 2008-08-20
著者
-
松尾 啓志
名古屋工業大学
-
鶴田 浩史
名古屋工業大学
-
齋藤 彰一
名古屋工業大学
-
槙本 裕司
名古屋工業大学
-
松尾 啓志
名古屋工業大学電気情報工学科
-
槙本 裕司
名古屋工業大学|現在 三菱電機株式会社
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