DHTを用いた双方向匿名通信路の提案
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概要
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近年インターネットの普及により莫大な情報量がネットワークを介して処理されている.このため,個人情報の流出などの問題が深刻となり,プライバシの確保の必要性が高まっている.そこで,ユーザの匿名性の保護が重要となっており,いくつかの匿名通信方式が研究されてきた.しかし,動的なネットワーク上で何らかの双方向通信を行う際,送信時の経路を返信時に利用できない状況が考慮されるべきであるが,従来の匿名通信方式では十分に考慮されていない.本論文では従来の匿名通信方式である多重暗号化に,分散ハッシュテーブルのChordを用いた経路制御を組み合わせることで,新たに可用性を有した通信方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-07-17
著者
-
松尾 啓志
名古屋工業大学
-
齋藤 彰一
名古屋工業大学
-
斎藤 彰一
名工大
-
近藤 正基
名古屋工業大学院情報工学専攻
-
松尾 啓志
名古屋工業大学電気情報工学科
-
近藤 正基
名古屋工業大学
-
齋藤 彰一
名古屋工業大学情報基盤センター
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