看護学分野におけるコミュニケーションに関する研究の現状
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,看護学分野におけるコミュニケーションに関する文献の検討を行い,その特徴と課題を明らかにすることを目的とした.コミュニケーションに関する国内外の看護学における文献を収集するために,医学中央雑誌とProQuest Nursing Journals,Ingentaを用いて文献の検索を行った.看護基礎教育に関する文献を選択し検討を行った結果,『コミュニケーション技術・方法に関する研究』と『コミュニケーションが研究目的に付随して取り上げられている研究』に大別することができた.『コミュニケーション技術・方法に関する研究』に関する文献は,その研究目的から主に「コミュニケーション技術の評価」「コミュニケーション技術と臨地実習との関連」「コミュニケーションと感情」について報告されていた.『コミュニケーションが研究目的に付随して取り上げられている研究』では,「教育方法の工夫による効果とコミュニケーション」「看護共通技術としてのコミュニケーション」「看護技術試験におけるSimulated Patient(模擬患者)の活用とコミュニケーション」「コミュニケーション技術に関する学生の傾向」「在宅看護実習における看護技術」について報告されていることがわかった.
著者
関連論文
- 看護職が認識しているスピリチュアリティに関する研究
- 看護を基盤に置いた「いのち」に関する諸問題の学際的な一考察
- 専門看護師の教育に関する研究 : 日本および米国のCNS・NPの教育と実践から
- CNS看護教育の課題と展望 : CNS10年にあたって(交流集会,第11回学術大会)
- PBLチュートリアルにおけるチュータートレーニングとシナリオ開発に関する研究
- 看護領域別演習科目におけるPBLチュートリアル導入の効果と課題
- 看護系大学における基礎看護技術修得に向けた教育に関する検討
- 看護系大学における基礎看護技術修得に向けた教育に関する検討
- 身体侵襲を伴う静脈血採血技術CAI教材の開発と評価
- リーダーシップ研修 演習を活用した柔軟性のある研修への取り組み
- 看護学分野におけるコミュニケーションに関する研究の現状
- 基礎看護技術教育における自作学習支援教材の導入効果
- ドレイファスモデルを枠組みとした看護技術教育の構築と学習支援システムの開発
- 看護職養成課程の変遷 : 教員養成課程との比較を中心に
- ドレイファスモデルを枠組みとした看護技術教育の構築と学習支援システムの開発
- 看護基礎教育における心肺脳蘇生法技術演習の検討--技術習得の持続性
- 基礎看護技術演習過程の評価 : 「看護系大学授業評価スケール〈看護技術演習用〉」を用いて
- 看護基礎教育における2年次学生の心肺脳蘇生法技術習得に関する検討
- 看護基礎教育における心肺脳蘇生法技術演習の検討(第1報)
- 基礎看護学技術演習過程の評価の検討 : 演習過程に対する学生と教員の認識の相違
- 「学生指導マニュアル」を使用した実習指導の効果