ストレインゲージを用いた摩擦力の測定

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概要

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高等学校理科で摩擦係数は斜面台などを用いて測定するが,測定値が一定せず,その後の授業展開が困難なことが多い。そこで,歪みの測定用に開発されたストレンゲージを用いて,摩擦力測定機を開発した。本機は測定値のばらつきも少なく,測定法も簡単で,最大摩擦力と動摩擦力の両方が同時にグラフの形で得られ,授業における視覚的効果も大きいものと考えられる。また,生徒の自作も可能で,物体表面の観察などにも応用可能であるものと思われる。さらに,今回の学習指導要領の改定で「探求活動」や「課題研究」などの教科指導に導入される生徒の研究教材としても活用可能と考えられたので,報告する。
1990-05-31

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