XMLを用いた統合開発環境の柔軟な機能拡張(ソフトウェア工学)
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概要
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近年の統合開発環境は,ユーザが自由に機能の拡張やカスタマイズを行うためのメカニズムを備えている。しかしながら,実際に拡張を行うためには,開発環境についての深い知識を獲得する必要がある.また,簡単な機能の拡張においても,プログラミングをしなければならない.特定の開発環境に特化した拡張方法を調査及び理解し,機能拡張の実装を行うことは,ユーザにとって大きな負担である.本論文では,ユーザが単純なXML形式の設定ファイルを記述するのみで機瀧拡張を実現可能な手法及びシステムを提案する.提案システムは2種類のコンポーネント(トリガとアクション)を提供する.ユーザは設定ファイルにおいて,これらのコンポーネントの組合せを指定するだけで,どのような拡張を行うかを決定できる.統合開発環境Eclipseのプラグインとして実現した本手法のプロトタイプを用いた評価実験では,ユーザが機能拡張のために記述しなければならないソースコードの行数と,記述する際に理解しなければならないEclipseのクラスの数が,従来手法に比べて減少することを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-02-01
著者
-
山本 哲男
立命館大学情報理工学部
-
丸山 勝久
立命館大学理工学研究科
-
大森 隆行
立命館大学理工学研究科
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山本 哲男
立命館大学 情報理工学部
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丸山 勝久
立命館大学情報理工学部
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大森 隆行
立命館大学情報理工学部
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大森 隆行
立命館大学
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丸山 勝久
立命館大学
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大森 隆行
立命館大学情報理工学部情報システム学科
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大森 隆行
立命館大学情報理工部情報システム学科
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