カメラ動き補償のための複数特徴点追跡
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概要
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本論文では,カメラ動き補償のための複数特徴点の追跡法を提案する.提案法では,FAST特徴点検出器を用いて検出した複数の特徴点を,KLT法により追跡を行う.特徴点の検出時や追跡中にも,追跡失敗点や不要な点を削除し新たな特徴点を検出・追加する処理を加えることにより,長期間にわたってロバストな特徴点の追跡が可能である.各特徴点の追跡情報を,画像の荒いセグメンテーション情報と結びつけることにより,平面領域を推定し,背景の動きを複数の平面射影変換モデルとして推定する.動き補償を行うことにより,動画像中からカメラによる動きを排した移動物体のみの動き情報の推定を行う.複数の異なる環境において,移動カメラによって撮影した映像に対して本手法を適用し,効果的な特徴点の検出と追跡,および動き補償が行えることを示す.
- 2009-06-20
著者
-
石川 聖二
九州工業大学大学院・工学研究院
-
上村 浩文
九州工業大学大学院・工学府
-
MIKOLAJCZYK Krystian
CVSSP,University of Surrey
-
TAN Joo
九州工業大学大学院工学研究院機械知能工学研究系知能制御工学部門
-
Mikolajczyk Krystian
Cvssp University Of Surrey
-
石川 聖二
九州工業大学
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