FBI法を用いた非造影MRA像上の食事摂取の画質への影響
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概要
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Fresh Blood Imaging(FBI)法は、非造影Magnetic Resonance Angiography(MRA)の一手法であり、心周期における拡張期と収縮期画像の差分演算を行い、動脈のみの画像を得る手法である。FBI法は生理学的な血流情報を得ることが可能な手法であるため、さまざまな分野での利用が期待できる。本論文では、食事摂取がFBI画像の画質に与える影響についての評価法について述べる。健常人ボランティア6名の骨盤および末梢血管を対象に、食事摂取前から食後4時間まで、5時相におけるFBI画像の画質評価を行った結果、食前と比較して食事摂取直後より動脈信号は上昇し、末梢血管の描出能は向上した。しかし、骨盤領域の主幹動脈は、食事摂取による腸管の動きが影響し、画質の劣化が見られた。
- 2007-01-20
著者
-
石川 聖二
九州工業大学大学院・工学研究院
-
金 亨燮
九州工業大学大学院・工学研究科
-
山本 晃義
九州工業大学大学院・工学研究科
-
金 亨燮
九州工業大学大学院・工学研究院
-
山本 晃義
九州工業大学大学院・工学研究科:共愛会戸畑共立病院
-
中村 克己
医療法人共愛会戸畑共立病院
-
黒木 清己
医療法人共愛会戸畑共立病院
-
田中 久美子
医療法人共愛会戸畑共立病院
-
長島 利一郎
医療法人共愛会戸畑共立病院
-
山本 晃義
医療法人共愛会戸畑共立病院
-
中村 克己
産業医科大学放射線科学教室
-
石川 聖二
九州工業大学
-
金 亨燮
九州工業大学大学院
-
山本 晃義
九州工業大学大学院:共愛会戸畑共立病院
-
金 亨燮
九州工業大学
-
山本 晃義
九州工業大学
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