大分県沿岸地域における2006年の玄米品質低下要因について
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概要
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2006年,大分県沿岸部で白未熟粒が多発し,品質が低下したことから,その発生要因を解析した.1.2006年度は8月26日〜8月31日に出穂した品種をピークに白未熟粒が多発した,2.白未熟粒の発生が比較的少なかった品種は,「みねはるか」,「にこまる」,「大分16号」であった。3.2006年度に発生した白未熟粒は主に乳白粒の発生によるもので,乳白粒発生の主因は出穂後11〜20日の日照不足によるものであった.4.白未熟粒のうち腹白粒の発生要因は,乳白粒,基白粒の発生要因と異なる可能性が示された.
- 2009-05-15
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