給食管理実習における地場産野菜の利用状況について
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概要
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近年,多くの地域で「地産地消」の取り組みが盛んになってきている.これらの多くは安心で新鮮な食品の入手,地域農業の活性化等を目的とするものであるが,同時に輸送に伴う環境負荷を低減させるという面でも有意義といえる.そこで今回学内実習における地場産食材の利用状況と学生の地産地消に対する意識と行動変容を調査した.その結果,学内実習における野菜の総使用量に対する群馬県産野菜の利用率は30%であることが判明し,その中で使用量が多い野菜は,ほうれん草,きゅうり,キャベツの順であった.また,給食献立の中で地場産食材が使用されている献立の割合は約30%であった.さらに.地産地消に対する学生の意識については,言葉も内容も理解しているとの回答が半数を占めた.また地場産農作物の購入経験者は約6割を占めていた.しかし,購入経験がないと回答した約4割の学生のなかには,産地について特に意識せずに農産物を購入したり,実際には地場産物を購入しながらも認識が十分でないために購入経験がないと回答した例も含まれていると考えられた.
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