短期大学生の飲料摂取状況と食生活 : アミノ酸飲料を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近,アミノ酸飲料は多く出回り,その飲料量の増加が見られる.そこで,本学の生活科学科に在籍する学生166名を対象に,アミノ酸飲料の摂取状況についてアンケート調査を行い,以下の結果が得られたので報告する.第一に,アミノ酸飲料の摂取経験は,ほとんどの学生に認められたが,アミノ酸飲料の習慣的な摂取者は少なかった.当初,アミノ酸飲料に対する学生の興味が先行したため,多くの学生たちに飲用された.しかし,学生の嗜好により,アミノ酸飲料の摂取行動が,次第に淘汰されたということが,摂取回数に反映されたものと考えられた.学生は,アミノ酸飲料に対して期待される効果を実感していない.また,学生は特定の効果を期待してアミノ酸飲料を飲んでいない.アミノ酸飲料は,清涼飲料水と同様に,飲み物の一つとして飲まれている.購入場所の調査において,飲料およびアミノ酸飲料とも,「コンビニエンスストア」と「スーパーマーケット」で大部分が占められた.飲料とアミノ酸飲料ともに,「ペットボトル500ml」という持ち運び可能なサイズが圧倒的に多かった.これは,ペットボトル飲料の利便性が重視されている結果であると考えられた.
- 桐生短期大学の論文
- 2005-12-06
著者
関連論文
- 給食管理実習における地場産野菜の利用状況について
- 女子短大生の食生活に関する調査
- 短期大学生の魚料理摂取状況に関する調査
- 短期大学生の飲料摂取状況と食生活 : アミノ酸飲料を中心に
- 短大生の味覚感度について