女子短大生の食生活に関する調査
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概要
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女子短大生を対象に食生活に関するアンケート調査と身体測定を行った.BMI,体脂肪率の測定,体型に対する意識調査,運動状況などについて実態調査を行い,その関連について検討を試みた.1.BMI判定における「肥満」は9.1%.また体脂肪率では「肥満」は13.6%であった.体型意識では,「やや肥満」または「肥満」と答えた学生が全体の45.5%であった.学生は,自身の体重を過体重と自己評価しており,体型の誤認が明らかとなった.2.BMIの平均値は,自宅生が20.2,下宿生は21.8で,また体脂肪率は自宅生が26.7%,下宿生が29.6%であった.自宅生はBMI,体脂肪率ともに下宿生より低いことが確認された.3.夕食の摂取状況について生活形態別にみると,自宅生は「毎日食べる」が83.3%であったのに対し,下宿生では60.0%,また,自宅生は「時々食べる」が16.7%であったのに対し,下宿生では40.0%であった.夕食の摂食率が生活形態により,違う結果となった.4.「中学または高校時に運動(部活動)をしていましたか」との問いに対し,「している」が52.4%,「していない」が47.6%であった.また,現在の運動状況については,「している」と答えたのは54.5%,「していない」が45.5%であった.本調査の対象者の日常における運動の実施状況は高い結果となった.
- 2006-12-06
著者
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