傷害を伴う転倒未経験の地域在住高齢者における転倒発生と体力および身体的要因との関連
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概要
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This prospective study was designed to clarify the association between the incidence of falls and physical fitness in healthy community-dwelling elderly people without history of fall-related injuries within 1-5 years before the baseline assessment. Six hundred and one elderly subjects aged 60-79 years who lived independently participated in baseline assessments from March 2002 to March 2004, and were followed up for one year to detect falling. Demographic items (age and sex), chronic disease, self-rated health, difficulty in performing any activity, tendency to stay at home, body mass index (BMI), %vital capacity, handgrip and knee extension strength, stepping rate, one-leg standing with eyes opened, trunk flexion at sitting position, maximum walking speed, instrumental activity of daily living (IADL), and General Health Questionnaire (GHQ30) were assessed at baseline. Four hundred and eighty-one participants (80.0%) completed the 1-year follow-up.The fall incidence was 13.1%. In men, fallers had lower BMI and decreased maximum walking speed, however, neither showed significant odds ratio (OR) for fall. In women, fallers had lower knee extension strength and the ratio of weak side to strong side (WS/SS ratio) in knee extension strength compared to non-fallers. The age-adjusted OR for fallers in the lowest quartile (knee extension strength<0.681kg/BW) was 3.07 (95%CI: 1.02-9.22) compared to highest quartile (>0.980kg/BW), while the multiple-adjusted OR was not significant (OR=2.88, 95%CI: 0.94-8.79). However, the multiple-adjusted OR for fallers in the lowest quartile of the WS/SS ratio in knee extension strength (<0.771) was 4.49 (95%CI: 1.40-14.37) compared to highest quartile (>0.947). As for conclusion, without history of fall-related injuries, only a weak association between falls and physical fitness was observed in men. In women, the unbalanced knee extension strength was associated with falls. The WS/SS ratio in knee extension strength might be a key factor in predicting falls in women.
- 日本体力医学会の論文
- 2008-08-01
著者
-
吉武 裕
鹿屋体育大学総合健康運動科学系・スポーツパフォーマンス系
-
木村 靖夫
佐賀大学文化教育学部・運動生理
-
甲斐 裕子
財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所
-
熊谷 秋三
九州大学健康科学センター
-
畝 博
福岡大学医学部衛生学
-
畝 博
福岡大学医学部衛生学教室
-
甲斐 裕子
(財)明治安田厚生事業団体力医学研究所
-
熊谷 秋三
九州大学 健康科学センター
-
吉武 裕
鹿屋体育大学体育学部スポーツライフスタイルマネジメント系
-
吉武 裕
鹿屋体育大学体育学部
-
吉武 裕
鹿屋体育大学生涯スポーツ学講座
-
百瀬 義人
福岡大学医学部衛生学教室
-
長野 真弓
九州大学ユーザーサイエンス機構
-
諏訪 雅貴
九州大学 健康科学センター
-
木村 靖夫
佐賀大学
-
熊谷 秋三
九州大学ユーザーサイエンス機構
-
畝 博
福岡大医衛生
-
畝 博
福岡大学医学部衛生学講座
-
畝 博
九州大学 医学部保健学科
-
熊谷 秋三
九大 健康科セ
-
長野 真弓
福岡大・医・二内科
-
長野 真弓
九州大学健康科学センター
-
百瀬 義人
福岡大学 医学部衛生学教室
-
木村 靖夫
佐賀大学文化教育学部
-
畝 博
福岡大学 社会医
-
畑山 知子
九州大学ユーザーサイエンス機構
-
諏訪 雅貴
東北工業大学ライフデザイン学部
-
吉武 裕
鹿屋体育大学
-
吉武 裕
鹿屋体育大
-
甲斐 裕子
財団法人明治安田厚生事業団
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