ニホンナシの新梢における摘心と摘葉が花芽着生抑制に及ぼす効果(栽培管理・作型)
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概要
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ニホンナシの主枝,亜主枝および側枝等の先端1年生枝部分の摘蕾作業軽減を目的として,新梢に対する摘心と病葉による腋花芽着生の抑制効果を検討した.'豊水'では,無処理区の腋花芽率が86〜95%(3年間)であったが,満開50〜65日後に新梢の先端1/3を摘心することにより腋花芽率は40〜54%に抑制された.また,摘心の処理時期が早いほど,そして新梢の2次伸長部分が長いほど,抑制効果は大きかった.'新興','幸水',および'秋麗'においても,摘心は腋花芽着生を抑制した.摘心による腋花芽率の低下は2次伸長部分だけではなく,1次伸長部分においても認められた.新梢の基部から2/3の部分に対する機業は'新興'において満開50〜65日後の早い時期の処理で腋花芽着生を抑制した.これらのことから,骨格枝先端等の新梢における摘心と検量は,摘蕾と作業時期が競合しない開花数調節の技術として有効と考えられた.
- 園芸学会の論文
- 2008-07-15
著者
-
知野 秀次
新潟大学大学院自然科学研究科
-
松本 辰也
新潟県農業総合研究所園芸研究センター
-
児島 清秀
新潟大学大学院自然科学研究科
-
児島 清秀
新潟大学農学部
-
松本 辰也
新潟農総研園研セ
-
本永 尚彦
新潟県農業総合研究所園芸研究センター
-
知野 秀次
新潟大学自然科学研究科
-
児島 清秀
新潟大学自然科学研究科
-
児島 清秀
新潟大 農
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