片麻痺に対する非侵襲的脳刺激の有用性と限界(<特集>神経機能再建の臨床)

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概要

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• 一側大脳半球病変による脳卒中片麻痺患者において,病巣側運動野の手領域への高頻度反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)や陽極経頭蓋直流電気刺激(anodal tDCS)による損傷半球興奮性のup-requlation,あるいは非病巣側運動野の低頻度rTMSやtDCS陰極刺激による非損傷半球のdown-regulationが片麻痺上肢の機能を改善させると報告されてきた.われわれは目標運動の最大努力に同期させたTMSを繰り返す方法を提唱し有効性を示唆する知見を得ている.ヒトの中枢神経系における可塑性が,単なる概念ではなく,臨床神経生理学的に確定される現象として示され,それを背景としたリハビリテーション技術の開発,臨床研究が行われる時代が到来した.

• 2008-07-20

著者

• 近藤 健男

  東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野

• 出江 紳一

  東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野

• 近藤 健男

  東北大学医学院医学系研究科肢体不自由学分野

• 近藤 健男

  東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻肢体不自由学分野

• 近藤 健男

  東北大学 大学院医学系研究科障害科学高次機能障害学

• 出江 紳一

  東北大学医学系研究科肢体不自由学分野

• 出江 紳一

  東海大学 リハ

• 出江 紳一

  東海大学医学部附属病院 リハ

• 近藤 健男

  東北大大学院肢体不自由学分野

• 出江 紳一

  東海大学 リハ医

• 出江 紳一

  東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野

• 出江 紳一

  東北大学医工学研究科

• 近藤 健男

  東北大学大学院医学系研究科 肢体不自由学分野

• 出江 紳一

  東北大学大学院医学系研究科 肢体不自由学分野

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