酸化チタン・酸化亞鉛系磁器誘電体の研究(第7報) : IX 機械的強度及び硬度試験
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概要
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(1) TiO^2-ZnO系磁器の最適燒成温度にて燒成した素地につき、耐壓力、抵折力、抗張力、衝撃値及びシヨアー硬度を測定した。(2) 調合比と各測定値との關係は略燒成収縮率との關係に類似した。即ち關係曲線は2つの極大値と1つの極小値を有し、最初の極大値を示す値はZnO10〜30モル%の附近、極小値は耐壓力を除いたものはZO50〜60モル%、耐壓力はZnO60〜70モル%、第2の極大値はZnO70〜80モル%の附近であつた。(3) ZnO25モル%附近のものは誘電率の温度係數は大であるが、他の諸條件は最も優れていた。又機械的諸特性の極小値を示す點は誘電率の温度係數が最小の値を示した。
- 社団法人日本セラミックス協会の論文
- 1948-09-01
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