酸化チタン・酸化亞鉛系磁器誘電體の研究 (第5報) : VII 絶縁抵抗試驗
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概要
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(1) T_iO_2-Z_nO系磁器の容積固有抵抗はZ_nO70.0 モル%迄のものは極めて高い値を有し,實用上極めて有利である。特にZ_nO 40.0〜70.0モル%のものは最高値を示し,この傾向はさきに報告した絶縁破壞電壓の傾向と類似してゐた。(2) 各試料の温度と絶縁抵抗との關係はTiO_2含有量の大なるものはある温度範圍に於て急激に絶縁抵抗は低下し,Rash & Hinrichsenの關係式を完全に 滿足せしめたものはZ_nO60.0モル%以上のもので,それよりTiO^2の含有量大なるものは更に複雑なる現象を示すことを,森谷氏のガラスの絶縁抵抗に關する理論を引用して読明を試みた。
- 1948-03-01
著者
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