酸化チタン・酸化亞鉛系磁器誘電體の研究(第4報) : VI.絶縁破壊試驗
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概要
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(1)TiO_2 100%よりZnO100%に到る各種調合試料につき交流による油中絶縁破壊試驗を行つた。(2)ZnO調合比66.7モル%迄はその測定値は大差なくZnO70モル%以上になると急激に絶縁破壊電壓は低下し, 90モル%以上は電壓を印加し得なかつた。(3)試料の厚さと絶縁破壊電壓との關係はBaur等の實驗式に合致し, 結局絶縁破壊電壓は誘電體の厚さの2/3乘に比例する事を確めた。(4)試料の表裏により破壊孔の大さは異つてゐた。この表裏の孔の大さの比と, ZnO添加量との關係を測定したる所, L.Le'vyの唱へた5種類の化合物の内, 4種類迄が極大點に位置することを認めた。
- 1947-12-01
著者
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