70(P49) 沖縄産ヤコウガイ内臓の有毒成分(ポスター発表の部)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A green turban shell Turbo marmorata collected at Okinawan coral reef is eaten the viscera, which cause intoxication, are removed. Although studies were made on toxins of the viscera and the presence of several toxins was reported, not of all those toxins have been identified. Water-soluble materials of aqueous ethanol extracts of the vicera of T. marumorata were chromatographed, using bioassay-guided (intraperitoneal mouse lethality) fractionation, and two toxic materials, turbotoxins A (1) (0.5mg; LD_<99> 1.0mg/kg) and B (2) (0.9mg; LD99 4.0mg/kg) were isolated. Their structures were determined by FABMS and 2DNMR spectra to be trimethylammonium derivatives of O-alkyldiiodetyramine as depicted in structures 1 and 2. To confirm the structures of turbotoxins A (1) and B (2), and to subject 1 and 2 to further biological examinations, 1 and 2 were synthesized (Scheme 2). The spectral data and biological activities of synthetic turbotoxins A (1) and B (2) were identical to those of natural 1 and 2, respectively, which confirmed the structures and toxicity of turbotoxins A and B. The mode of action of turbotoxins was investigated, and they were found to be inhibitors for acetylcholinesterase.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 1999-09-01
著者
関連論文
- 31 食虫動物トガリネズミの麻酔物質(口頭発表の部)
- P-70 腫瘍細胞増殖阻害活性マクロライド・ハテルマライドNAメチルエステルの合成とビセライド類の合成研究(ポスター発表の部)
- P-22 腫瘍細胞増殖阻害マクロライド・ビセライド類の単離と合成研究(ポスター発表の部)
- 99(P46) パリトキシンNMRスペクトルの完全帰属(ポスター発表の部)
- アクチンに作用する海洋産抗腫瘍性物質 : アプリロニンAの生物有機化学
- アクチン脱重合分子の合成と活性
- 35 細胞毒性マクロリド配糖体、オーリサイド類の合成(口頭発表の部)
- 8 海洋産抗腫瘍性化合物アプリロニンAの抗腫瘍機序(口頭発表の部)
- 99(P-32) 光学活性インゲノールの合成(ポスター発表の部)
- 58(P-35) 海洋産抗腫瘍性物質アプリロニンA関連化合物の合成と生物活性(ポスター発表の部)
- アクチン脱重合活性海洋天然物の合成と構造活性相関 (特集 天然物化学の技術進歩)
- 106(P-60) ジョルキノライドDファーマコホア : 合成とアミノ酸、ヌクレオシドおよびDNAに対する反応性(ポスター発表の部)
- 70(P49) 沖縄産ヤコウガイ内臓の有毒成分(ポスター発表の部)
- ワラビ発癌物質--化学研究とDNA修飾
- 14 海洋産抗腫瘍性物質アプリロニンAおよび関連物質の合成と生物活性(口頭発表の部)
- 10 海洋動物タツナミガイから得られた新規細胞毒性マクロリド配糖体、オーリサイドA、Bと新規シクロデプシペプチド、オーリライドの構造(口頭発表の部)
- 海洋産抗腫瘍性物質アプリロニンAの立体構造と合成
- 40 海洋動物タツナミガイから得られた新規細胞毒性物質、ドラスタチンG、H、イソドラスタチンHの構造と合成研究(口頭発表の部)
- わらびの究極発癌物質の合成およびDNAとの反応
- 13 海洋動物タツナミガイから得られた細胞毒性環状デプシペプチド、ドリキュライドの立体構造と全合成(口頭発表の部)
- ワラビに含まれるプタキロサイドによる羊の進行性網膜変性症(bright blindness)の再現
- 23 海産抗腫瘍性マクロリド、アプリロニンAの立体化学と合成研究(口頭発表の部)
- 49 わらびの究極発癌物質および人工類縁物質による核酸の化学修飾(口頭発表の部)
- P-40 加水分解酵素の物質変換機能を基盤とする生理活性を有するデカリン型テルペン類の合成(ポスター発表の部)
- P-60 抗HIV活性物質13-オキシインゲノールの合成研究(ポスター発表の部)
- 2 オニヒトデの摂餌刺激物質(口頭発表の部)
- 2 海洋渦鞭毛藻由来の生物活性ポリオール類の単離および新分解反応を用いた構造決定法(口頭発表の部)
- 2 海洋共生藻由来の超炭素鎖有機分子の構造と機能(口頭発表の部)
- 10 サンゴ幼生に作用する無節サンゴモの他感作用物質(口頭発表の部)
- 25 新β-ラクトン抗生物質オキサゾロマイシンの構造
- 企業合同説明会の報告と今後
- 46 ピクロトキサン型セスキテルペノイド,(-)-ピクロトキシニンおよび(+)-コリアミルチンの全合成
- 5 わらびの発癌物質プタキロサイドの合成研究(口頭発表の部)
- 36 サンゴの生態に関与する生物活性物質(口頭発表の部)
- 64(P-21) 沖縄産二枚貝の超微量毒性物質pinnatoxin類とpteriatoxin類のナノモル構造決定(ポスター発表の部)
- 64(P-45) 沖縄産海洋生物の成分研究 : ウニ受精卵の第一卵割を阻害する物質を中心に(ポスター発表の部)
- 64(P31) 放線菌由来の生物活性リポペプチド、アマミスタチンA、Bの構造(ポスター発表の部)
- 52 クロイソカイメンの抗腫瘍性物質ハリコンドリン類の構造
- 腫瘍細胞増殖阻害マクロライド : ハテルマライドNA, Bの全合成と構造活性相関
- 27 イワタイゲキのジテルペン類の構造
- 84(P16) バンコマイシン耐性菌(VRE)に有効なマルチバレントポリマーの合成(ポスター発表の部)
- 12 パリトキシン分子形状の直接観察 : 放射光X線小角散乱測定による水溶液中配座の研究(口頭発表の部)
- 79 海産軟体動物アメフラシより得られた抗腫瘍性マクロリド、アプリロニンの構造(口頭発表の部)
- P-45 カリウドバチ毒液の化学成分と生物活性(ポスター発表の部)
- P-56 カワラタケ由来の脂肪蓄積阻害物質ternatinの単離と構造(ポスター発表の部)
- 12(B-8) 共生微細藻類の産生する超炭素鎖有機分子に関する研究(口頭発表の部)
- 17 わらび発癌物質プタキロサイドの合成研究
- 海洋産抗腫瘍性物質アプリロニンAの立体構造と合成
- 海洋産抗腫瘍性物質アプリロニンAの立体構造と合成