Selective 3D-DSAとkick turn methodを応用した塞栓術が有用であったSpinal dural AVFの1例
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概要
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Three-dimensional digital subtraction angiography (3D-DSA)と「kick turn method」を応用した塞栓術が有効であった60歳男性,胸髄脊髄硬膜動静脈瘻の症例を経験した.第10肋間動脈のselective 3D-DSAによりfeeder, fistula, drainerの立体的な位置関係が的確に把握でき,適切なworking angleを得ることができた.治療方針の決定や,マイクロカテーテルの誘導・NBCAの注入に際し非常に有用であった.また,kick turn methodにより急峻に分岐するfeederへのカテーテル誘導に成功した.Selective spinal 3D-DSAの利用で,脊髄血管病変に対してより安全・確実な治療を行うことができると考えられる.また,kick turn methodは選択困難な血管分岐部におけるカテーテル誘導に際し有効な方法であると考えられた.
- 2008-05-20
著者
-
宮地 茂
名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
-
泉 孝嗣
名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
-
松原 功明
名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
-
吉田 純
名古屋大学
-
吉田 純
国立病院機構東名古屋病院
-
吉田 純
名古屋大学医学部脳神経外科
-
大島 共貴
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
細島 理
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
錦古里 武志
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
細島 理
名古屋大学 大学院医学系研究科脳神経病態制御学
-
大島 共貴
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科
-
宮地 茂
名古屋大学 医学部脳神経外科
-
宮地 茂
順天堂大学 医学部附属順天堂医院脳神経外科
-
鶴見 有史
名古屋大学医学部脳神経外科
-
松原 功明
名古屋大学 大学院医学系研究科脳神経病態制御学
-
吉田 純
独立行政法人国立病院機構東名古屋病院
-
Yoshida Jun
Department Of Neurosurgery Nagoya University Graduate School Of Medicine
-
吉田 純
名古屋大学大学院医学系研究科
-
泉 孝嗣
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
鶴見 有史
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
宮地 茂
名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経病態制御学
-
錦古里 武志
名古屋大学大学院医学研究科 脳神経外科
-
吉田 純
名古屋大 医
-
泉 孝嗣
名古屋大学 脳神経外科
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