栃木県の幼稚園・保育所におけるあそびの実態調査
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概要
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子どもの発達においてあそびが重要な役割を果たすことは、衆目の認めるところである。とりわけ保育においては、あそびを重要な保育の方法・内容と位置づけ、あそびに対し特別の敬意が払われてきた。しかし、今日、子どもの生まれ育つ環境が急速に変化する中で、子どものあそびも様変わりし子どもの育ちに様々な影響を及ぼしている。あそびが子どもの発達に重要な働きをするとするならば、あそびの変化を踏まえた保育展開が考えられて然るべきである。本研究は、栃木県下の幼稚園・保育所における年長児のあそびの実態調査を行ない、現在、幼稚園・保育所ではどのようなあそびが展開されているのか、そこには、子どもを取り巻く環境の変化を意識した対応や配慮がなされているかを把握し、あそびに関する保育の今日的課題を明らかにすることを目的とするものである。本稿においては、研究の第一報として、調査結果の概要を報告し、保育現場におけるあそびの現状について検討した。
- 2007-07-01
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