中学校家庭科カリキュラム開発の試み : 「食」を中心とした
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概要
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家庭科では、実践的・体験的な学習活動を通して、生活の自立に必要な衣食住に関する基礎的な知識と技術を習得するととに、家庭の機能について理解を深め、課題をもって生活をよりよくしようとする能力と態度を育てることを目標とする。すなわち、家庭科は、よりよい家庭生活をおくるために、衣食住を中心とした日常生活をどうしたらよいか学んでいく教科である。そこで、まず着目したのは子ども達の「食生活の実態」である。文部科学省及び厚生労働省等において、こどもの「食」の問題が指摘され、改善が叫ばれている。特に、近年における食生活を取り巻く社会環境の変化に伴う偏った栄摂摂取、朝食欠食などの食生活の乱れや肥満傾向の増大といった健康に関する問題が指摘され、健康に関する学習の必要性が強調されているところである。こうしたことから本研究では、発達に応じて育てたい「食べる力」をはっきりとさせ、それらを授業の中でどのように取り上げていくべきか、中学生における食生活の実態と食生活を学ぶ家庭科の授業への興味・関心度を把握するため、アンケート調査を実施し、さらに「実践できる力」に導いていける授業の在り方について考えるための教材の開発を試みた。
- 2006-07-01
著者
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