関数部分知識と匿名性検証(理論,数理的技法による情報セキュリティ,<特集>平成19年研究部会連合発表会)
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概要
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マルチエージェントシステムの枠組みを用いて,セキュリティプロトコルにおける暗号関数の部分知識を定式化し解析する手法を提案する.具体的には,暗号関数の解釈がランごとに異なるモデルを考え,能動的攻撃者の下での電子投票プロトコルの匿名性と耐買収性を定式化し検証する手法を提案し,本手法が実際的なプロトコルにも適用できることを述べる.また,本手法の計算論的正当化についても論じる.
- 日本応用数理学会の論文
- 2007-12-25
著者
-
萩谷 昌己
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
真野 健
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
櫻田 英樹
Nttコミュニケーション科学基礎研究所
-
萩谷 昌己
東京大学
-
萩谷 昌己
京都大学数理解析研究所
-
萩谷 昌己
東京大学大学院理学系研究科
-
川本 裕輔
東京大学大学院情報理工学系研究科
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