キャリア教育と職業能力
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概要
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文部科学省の推進する「キャリア教育」とはいかなるものか、その定義自体に問題はないか、また、「キャリア」はそもそも教育可能なものか、そして、「キャリア教育」の成果は測定可能なのかという問題意識から職業観や勤労観を育てる学習プログラムや職業的(進路)発達にかかわる諸能力として挙げられた4領域8能力を中心に考察を行っている。一方、経済産業省が「社会人基礎力」として位置付けている3分類12能力についての考察も行い、文部科学省が掲げた4領域8能力との比較検討をしている。また、現実に就職活動を行っている大学生の実態から、真に社会で必要とされる「職業能力」について分析・検討から、現在の「キャリア教育」のあり方を問い直すとともに、文部科学省と経済産業省の掲げる諸能力の統一性を要請するとともに、今後の「キャリア教育」において育成すべき真に必要とされる「職業能力」とその「職業能力」を身に付けるための具体的な教育内容を提言している。
- 京都創成大学の論文
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