初任保育者の担当クラスと子どもの遊びにかかわるときの問題意識からみた保育士養成校の課題
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概要
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保育者の資質を改善するには、保育士養成校の保育者養成と現職研修とがつながっていることが重要である。本研究では、保育士養成校のカリキュラム改善の資料を得るために、初任保育者の担当する保育の実態と子どもの遊びにかかわるときの問題意識について調査した。結果は以下の通りであった;1)初任保育者の多くは零歳から3歳までの乳児保育を複数の保育者で担当する。2)子どもの気持を受容し理解することを大切にしたいと考えている。3)遊びの援助者として子どもにどう働きかけるかという問題に関心をもっていない。4)初任保育者の課題解決の手段として、出身養成校の教員の支援や現職研修を利用したいとは考えていない。そこで、保育実践力を改善するための保育士養成の課題について検討した。
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