二歳児クラスでの集団遊びの発生過程における保育者の介入 : 「追いかけ遊び」におけるパターン化されたふりの生成
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概要
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本稿では、二歳児クラスのごっこ的「追いかけ遊び」の発生過程における保育者の介入について、魅力的な遊びパターンの創出と伝染という視点から分析した。ごっこ的「追いかけ遊び」の基本パターンは、「怖いものの名前を呼んで想像世界を立ち上げる」「追いかける-逃げる」であった。保育者はこの基本パターンを創出し、子どもたちはこれで繰り返し遊び、自分のものにし、新しいパターンに作りなおしていった。この過程で子どもたちは遊びをリードし、他児の行動をルールにもとづいて調整し始めた。
- 2005-12-25
著者
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