保育者を養成するプログラムに関する日米比較研究 : 組織レベルの事例の比較(創刊二十五周年記念号)
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概要
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本研究の目的は、組織レベルにおける保育者養成のプログラムについて、新見公立短期大学幼児教育学科とアメリカのニューヨーク州立大学ニューパルツ校教育学部初等教育学科の事例を比較することによって、双方の保育者養成プログラムの課題を明らかにすることであり、さらにその改善への示唆を得ることにある。日米双方の就学前教育制度を概観した後、2校の入学者選抜、教育課程、実習指導、学生指導などの実態を描写し、それらを照らし合わせて両者間の異同を明らかにする。次に保育者養成の修業年限の問題を議論し、双方のメリットとデメリットについて考察する。最後に日米の保育者養成と保育職の未来について考える。
- 2004-12-25
著者
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矢藤 誠慈郎
愛知東邦大学人間学部子ども発達学科
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矢藤 誠慈郎
新見公立短期大学幼児教育学科
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三好 年江
新見公立短期大学幼児教育学科
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EDWARDS Peter
ニューヨーク州立大学ニューパルツ校
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FERARRA Margaret
ニューヨーク州立大学ニューパルツ校
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