交互三部符号及び交互三部符号形式によるRSA暗号系
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概要
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前の論文において,我々は双符号,交互双符号,三部符号及び双符号,交互双符号,三部符号形式によるRSA暗号系を提案した.双符号は,語の対の有限系列であり,符号語wは,wの左の部分(X-部分)とwの右の部分(Y-部分)を並行的に組合せた語である.交互双符号は,語の対の有限系列であり,符号語wは,wの左の部分(奇のX-部分と偶のY-部分)とwの右の部分(奇のY-部分と偶のX-部分)を並行的に組合せた語である.三部符号は,語の対の有限系列であり,符号語wは,wの左の部分(X-部分),wの右の部分(Y-部分)及びwの中央の部分(X-部分とY-部分)を並行的に組合せた語である.この論文において,我々は交互三部符号及び交互三部符号形式による4つのRSA暗号系を提案する.交互三部符号は,語の対の有限系列であり,符号語wは,wの左の部分(奇のX-部分と偶のY-部分),wの右の部分(奇のY-部分と偶のX-部分)及びwの中央の部分(奇のXY-部分と偶のYX-部分)を並行的に組合せた語である.我々は交互三部符号のいくつかの性質を研究して,交互三部符号判定問題は非可解であることを証明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-09-13
著者
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