完全グラフと完全二部グラフの回帰長について
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概要
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オイラーグラフに対して,そのオイラー小道の最短閉路長の最大値をオイラー回帰長と呼ぶ.本研究では,nとmは正の偶数でありかつmはnより大きいとき,2つの点クラスのサイズがそれぞれnとmである完全二部グラフのオイラー回帰長は2nであることを決定した.奇数個の点からなる完全グラフのオイラー回帰長については,電子計算機を使った探索によりK_9およびK_<11>のオイラー回帰長がそれぞれ6および8であり,n=13,15,17に対してK_nのオイラー回帰長がn-2より小さいという結果を得た.これらは,「n≧7ならば,K_nの回帰長はn-2よりも真に小さい」という予想を強める.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-04
著者
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神保 秀司
岡山大学大学院自然科学研究科
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橋口 攻三郎
岡山大学大学院自然科学研究科
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神保 秀司
岡山大学工学部情報工学科
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橋口 攻三郎
岡山大学工学部情報工学科
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神保 秀司
東北大学大学院情報科学研究科
-
韓 梅
岡山大学工学部
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神保 秀司
岡山大学工学部
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