Quantum Phase Transition in d = ∞ Hubbard Model
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概要
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我々は、無限大次元のHubbard模型をGutzwiller波動関数に反強磁性相関を取り入れることで以下のことを示した。Brinkman-Rice理論で記述されるFermi液体から反強磁性体ヘモット転移する際、有効質量は増大するが発散しない。ハーフ・フィリングでは、ハバード・ギャップが開くことで絶縁体化する。キャリアをドープすると反強磁性金属相が現れるが、ランダウのフェルミ液体論を反強磁性領域に拡張して解析した結果、この領域では準粒子間に引力が働く。従って、超伝導相を含む豊富な相が実現し、相互作用の大きさや粒子数を変化させることで量子相転移することが判明した。
- 物性研究刊行会の論文
- 1999-09-20
著者
-
栗原 進
早稲田大学物理学科
-
斎藤 慎一
早大理工
-
斉藤 慎一
(株)日立製作所 中央研究所
-
鈴木 康夫
Ntt物性科学基礎研究所
-
栗原 進
日本物理学会
-
斎藤 慎一
早稲田大学理工学部物理学科
-
吉元 広行
早稲田大学理工学部物理学科
-
鈴木 康夫
NTT基礎研究所
-
斎藤 慎一
(株)日立製作所中央研究所
-
吉元 広行
日本物理学会
-
斎藤 慎一
日立製作所中央研究所
-
栗原 進
早稲田大学大学院理工学研究科
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