抗Fasモノクローナル抗体処理単球系細胞株(U937)表面上のCD93分子の発現低下
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概要
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抗Fasモノクローナル抗体処理単球系細胞株(U937)表面上の補体(C1q)レセプター(CD93)の発現を我々が開発したCD93モノクローナル抗体(医学生物学研究所で販売)とフローサイトメトリー法を用いて解析した。その結果、抗Fasモノクローナル抗体処理U937細胞はアポトーシスマーカーであるAPO2.7分子の発現を誘導すると共に、細胞表面上のCD93分子の発現を著明に低下させた。また、この発現低下は抗Fasモノクローナル抗体の処理時間に依存していた。以上の結果から、抗Fasモノクローナル抗体処理単球系細胞株(U937)はFas/Fas ligand(Fas/Fas L)システムを介したCD93分子の発現調節を考察する上で非常に有益な情報を提供するものと考えられる。
- 九州保健福祉大学の論文
- 2007-03-25
著者
-
池脇 信直
九州保健福祉大学薬学部
-
大矢 和彦
(株)医学生物学研究所伊那研究所
-
池脇 信直
九州保健福祉大学薬学部動物生命薬科学科・高梁学園免疫研究所
-
池脇 信直
九州保健福祉大学保健科学部:高梁学園免疫研究所
-
池脇 信直
九州保健福祉大学薬学部動物生命薬科学科臨床免疫学研究室
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