『山桐のごとく香を放ち』・『続・山桐のごとく香を放ち』にみる高濱介二先生のあゆみと業績
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概要
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高濱介二先生は、生きた現実のなかでものを考えていくこと、実践とかかわって考えていくことを生活信条にされました。事実の裏づけをもち、論理的な整合性と説得力ある研究論文を書くことで、研究者としての責任を果してきました。また、運動のなかでは、信頼に応え、人々との対話のなかで、はげます内容を含んでいるか、人間としての責任を精一杯果たそうとしているかなどを努力の方向にされてきました。『山桐のごとく香を放ち』(以下、『山桐』)は、古希を祝う記念の本として出版されました。いろいろの人や研究会がまとめた本に、先生が解説をつけられたり、前書きやあとがきという形でかかれているもので構成されています。また、『続・山桐のごとく香を放ち』(以下『続・山桐』)では、喜寿を祝って、高濱先生に薫陶をうけた者がどれだけ主体的に学んできたかという"証言集"になっています。この小論は、先生の足跡をたどることによって、改めてその業績を確かめたいと思いまとめました。以下7つの見出しを基に述べています。1.二つの本2.これらの本の題名となった詩3.高濱先生の生きた時代4.年代毎に充実する研究会、サークル5.保育運動との出会い、研究所所長と校長、学長としての高濱先生6.ひとりでがんばり、みんなでがんばり、みんながひとりのようにがんばる7.先生から学んだことの"証言"
- 大阪健康福祉短期大学の論文
- 2007-03-05
著者
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