物体の姿勢変化を利用した3次元形状獲得 : 鏡面反射成分への対応(卒論セッション)
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概要
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一定の照明条件下で姿勢変化する物体を固定カメラで撮影した少数の画像から,物体の3次元形状を獲得する手法について提案する.特に物体表面に鏡面反射成分が含まれる状況への対応を考える.ここでは姿勢変化を伴う物体の画像の間に幾何的かつ輝度的に成り立つ拘束条件としてGeotensity拘束を利用する.この拘束に基づき,奥行き探索を繰り返す手法の枠組みに,画素間で対応付けられた物体表面の輝度のセットから法線ベクトルを複数通りに計算し,その分散値から鏡面反射成分の有無を判別する手法を導入する.鏡面反射成分による影響を受けにくくすることで,3次元形状復元の精度の向上を目指す.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2007-05-14
著者
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