離岸堤背後域での播種アマモの長期変動
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概要
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海岸防御を目的とした人工的な静穏域である離岸堤背後域(D.L.-2.5m)で,1997年12月にアマモ種子袋で播種し,発芽後,2005年3月まで継続してアマモの生長と成熟をモニタリングした。試験区内のアマモは,天然区と同様の季節消長を示したが,播種試験区外へはほとんど拡がらなかった。試験区のアマモは,株密度の減少が著しい時期が認められ,人工的な静穏域である本地点において,1)台風による厳しい波浪や砂面の変動(2001年,2004年),2)アイゴ等の植食性魚類による過剰摂食(1998年),3)浮遊性アオサ等の寄り藻(2002年)やハスノハカシパン,アナジャコ等による生育場所の競合(1998年〜2005年)等の条件が,近接する天然アマモ場よりも厳しいことが考えられた。
- 2006-11-15
著者
-
吉田 吾郎
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
寺脇 利信
独立行政法人水産総合研究センター
-
寺脇 利信
富山水研
-
寺脇 利信
(独)水産総合研究センター水産工学研究所
-
藤原 宗弘
香川県水産試験場
-
吉田 吾郎
水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
独立行政法人 水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
(独)水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所
-
山賀 賢一
香川県水産試験場
-
寺脇 利信
独立待政法人水産総合研究センター
-
寺脇 利信
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所:広島大学大学院生物圏科学研究科
-
吉田 吾郎
瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
水研セ・瀬戸水研
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