アカモク群落内に設置した実験基質上の海藻植生
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概要
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To understand the establishment process of Sargassum horneri stands, seasonal colonization and coverage of seaweeds on experimental substrata set in a S. horneri community were researched for about three years. The substrata(concrete plates : 50 × 50 × 5cm) were designed to have a similar height with that of natural substrata of S. horneri and set every two months from June 1998 to April 1999. During the experiment, total 42 seaweed species appeared on the substrata and six species among those became dominant(>25% coverage on any of the substrata). Ulva pertusa, Laurencia sp., Padina arborescens, Sargassum fusiforme and S. thunbergii became dominant mainly in the first year on different substrata set in different seasons, but their dominance was seasonal and temporary. In the second year, a number of young S. horneri plants succeeded to colonize and became the only dominant species forming mono-specific stands on all the substrata. Mass colonization and dominance of S. horneri also occurred in the third year. In this report, specific conditions of the habitat leading to the sustainable dominance of S. horneri were discussed, especially referring to the characteristics of the substrata.
- 日本水産工学会の論文
- 2006-02-20
著者
-
吉田 吾郎
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
新井 章吾
(株)海藻研究所
-
寺脇 利信
独立行政法人水産総合研究センター
-
寺脇 利信
富山水研
-
寺脇 利信
(独)水産総合研究センター水産工学研究所
-
新井 章吾
株式会社海藻研究所
-
新井 章吾
海中景観研究研
-
吉田 吾郎
水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
独法水総研セ・瀬戸内水研
-
吉川 浩二
広島大学
-
吉田 吾郎
独立行政法人 水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
(独)水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所
-
寺脇 利信
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所:広島大学大学院生物圏科学研究科
-
吉田 吾郎
瀬戸内海区水産研究所
-
吉田 吾郎
水研セ・瀬戸水研
-
新井 章吾
株式会社海中景観研究所
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