中高年女性の生活習慣と骨密度の関係
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概要
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生活習慣と骨密度の関係を明らかにすることを目的に,地域の中高年女性を対象に骨密度測定および生活習慣に関する質問紙調査を行った.対象者は女性70名で平均年齢58.84歳(SD=9.553)であった.参加者には,骨密度の結果に合わせて,個別に骨粗鬆症予防のための,生活習慣についての指導を行った.「59歳以下」と「60歳以上」の2群に年齢を区分して検討し,以下の結果が明らかになった.1)身体症状のうち関節痛のある人は骨密度が低かった.2)60歳以上では,有意に運動を行っている人が多く,食事のバランスを心がけている人が多かった.3)食事,運動など生活習慣と骨密度には有意な関係は認められなかった.4)平成15年と17年参加者の骨密度変化率の比較では,一般の減少率よりも低い傾向が認められた.
- 岩手県立大学の論文
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