中高年肥満女性における運動療法の効果[II]
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概要
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本研究は中高年女性30名を対象に,肥満解消のための知識の習得と運動実技を実施し,運動療法の効果について検討することを目的とした。その結果,講座開始日と終了日の間で体重,体脂肪率,除脂肪率において有意な差が認められた。また,体脂肪率の減少量と歩数との間に相関関係が認められ,1日の活動量が増す毎に体脂肪率の減少量も増すことが示唆された。体力測定は,握力,反復横跳び,上体おこし,立位体前屈において有意な向上が認められた。以上より,本研究の運動指導により肥満解消および体力の向上が認められたことから,1日4回の体重測定など徹底した自己管理を行うことやまた1日の活動量(歩数)を多くすることにより,ダイエットを効果的に行えることが示唆された。
- 大阪教育大学の論文
- 2006-09-29
著者
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安部 恵子
プール学院大学
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安部 惠子
大阪教育大学 大学院
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安部 恵子
大阪ハイテクノロジー専門学校スポーツ科学科
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三村 寛一
大阪教育大学
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三村 寛一
保健体育講座
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鉄口 宗弘
Osaka Kyoiku University
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村川 増代
武庫川女子大学
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劉 雲発
東北師範大学
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安部 恵子
大阪ハイテクノロジー専門学校
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安部 惠子[他]
プール学院大学
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