相手プレイヤーとの利得差の影響に関する一考察
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概要
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理論から逸脱した選択が見られる。この理由として先行研究では,相手プレイヤーの利得と被験者の利得との差異の大きさに注目していた。しかし,実験を行なった結果,この差異は選択に違いをもたらさないケースがあった。本論では,相手プレイヤーの利得と被験者の利得との差異自体ではなく,相手プレイヤーの利得と被験者の利得において,勝ち負けにつながる差異がある場合,選択に影響が生じるという結論を得た。先行研究でいわれていた分析に修正が必要であることを示せたことが,本論の重要な知見である。
- 九州共立大学の論文
- 2006-03-31
著者
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