女子学生の栄養素等摂取量の季節変動と日間変動について
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概要
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18〜19歳の女子学生100名を対象に平日の連続4日間、春夏秋冬の4回秤量法による栄養素等摂取量調査を行いその季節変動及び日間変動について検討した。栄養所要量との比較ではエネルギー、糖質、カルシウム、鉄の充足率は80%以下となっており女子学生の栄養摂取状態に問題があることがわかった。季節別の栄養素摂取量により季節変動をみると秋に最も摂取量が多かった。季節別の食品群別摂取量をみると穀類、菓子類、豆類、卵類、乳類、果実類、きのこ類、調味料香辛料、調理加工食品においては季節変動が見られず、これらの食品は季節を問わず入手しやすく、日常摂取しているものと考えられる。また、栄養素等摂取量より個人の日間変動をみたところ夏に最も日間変動が大きく、食品群別摂取量では春に最も日間変動が高かった。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
著者
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山田 志麻
九州女子短期大学家政科食物栄養専攻
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武藤 慶子
県立長崎シーボルト大学看護栄養学部栄養健康学科
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竹下 登紀子
共立女子大学大学院家政学研究科
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細井 陽子
九州女子短期大学家政科
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細井 陽子
九州女子大学家政学部栄養学科
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細井 陽子
九州女子大学栄養学科
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武藤 慶子
県立長崎シーボルト大学
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