調理簡便化と栄養・運動・休養の意識調査
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概要
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食生活は多様化の傾向を示し、食事の外部化や調理の簡便化は進んでいる。今回の調査は、ライフスタイルの変化の中で、健康づくりの3要素である、栄養・運動・休養に対する意識が調理簡便化にどのような影響を与えているのかを、平成5年5月に北九州市に在住する調理担当者212名(平均年齢39.7±7.6歳)に自己記入留置法によるアンケート調査を行い、実態の把握を行った。健康の意識の世帯別の平均は、5段階尺度法により点数化した。その結果、栄養得点3.6±0.5,運動得点3.2±0.7,休養得点3,6±0.7であり、それぞれの意識は高い傾向にあった。調理簡便化を示す調理簡便化度は、全世帯平均2.2±0.4であった。栄養・運動・休養の3つの意識で調理簡便化と関連のあった意識は栄養に関する意識であった。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
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