エンピリカルデータを対象としたマイクロプロセス分析
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概要
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ソフトウェア開発時にプロダクトの管理情報やツールの実行履歴から自動収集できる時系列データ(エンビリカルデータ)をもとに,プロセス品質を分析する手法(マイクロプロセス分析)を提案する.提案手法ではエンビリカルデータにエンビリカルデータと同程度の粒度の手順を示したプロセスモデルを与えることにより,マイクロプロセスメトリクスを得る.得られたマイクロプロセスメトリクスはプロセス遵守の度合い,作業の所要時間,繰返し回数などがあり,これらのマイクロプロセスメトリクスからプロセス品質の定量的な分析が期待される.本稿では,商用開発で利用した構成管理ツール,障害管理ツールから得たエンビリカルデータに対し,不具合修正に関する構成管理ツール,障害管理ツールの運用手順に基づくプロセスモデルを与え,マイクロプロセスメトリクスが得られることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-11-27
著者
-
川口 真司
奈良先端科学技術大学院大学
-
飯田 元
奈良先端科学技術大学院大学
-
森崎 修司
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
伏田 享平
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
大蔵 君治
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
松村 知子
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
飯田 元
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
森崎 修司
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
川口 真司
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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大蔵 君治
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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松村 知子
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
伏田 享平
奈良先端科学技術大学院大学:(現)株式会社NTTデータ技術開発本部
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森崎 修司
奈良先端科学技術大学院大学
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