中型農馬の発育に関する研究 : 第1報 発育曲線について
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概要
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九州においては各県共通の九州種馬登録規定によつて馬の改良が進められ, 中型農馬の体高を種牝馬147cm, 種牡馬150cmを標準とすることとした.これらの体高の馬を造成するために, 馬体12部位の発育過程が生時から完成時と見られる36ヶ月まで如何に変遷するかを見るために, 宮崎県西諸県地方において昭和31年4月〜34年5月の3ヶ年に亘つて, 産駒40頭について測定が行われた.完成時に体高が147cmになる牝馬の月別発育曲線推定値とその正常発育の範囲は別表5,7であり, その発育曲線図は別図1〜12である.またこの体高を有し, 完成時に本登録馬級の馬を造成するために, 別表8.9のように理想とする発育推定値を作成した.牡については例数が少いが, 一応別表6のように発育推定値を示した.
- 鹿児島大学の論文
- 1960-10-25
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