馬における骨長より体高の推定法
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概要
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体高109.5cmより158cmまでの馬28頭について, 頭骨, 四肢骨の最大長を測定し, 骨長と体高との関係を考察し, 各骨長からその骨に属する馬の体高の推定法を研究し, 次の結果を得た.1.骨長と体高, 各骨長間には極めて有意な正の相関関係があり, 相隣接する骨, 前後の相対応する骨の間では相関度が高い.2.各種の骨について骨長(X)から体高(Y)を推定する公式Y=aX^2+bX+cの恒数Table4のように決定した.3.NEHRINGは頭骨基底長から体高を決定しているが, 四肢骨より体高を決定する方が適合度が高い.4.推定公式を応用して, 体高不明の済州島馬, 木曽馬の体高を算出し, また日本古代馬の体高を推定した.
- 鹿児島大学の論文
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