次世代育成支援時代における保育所の役割
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概要
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第二次世界大戦後60年を経た現在、物質的に豊かになった社会の中で、子どもたちは健やかに育っているであろうか。子育てをしている保護者を支援する子育て支援のあり方は妥当なものであろうか。そこでまず、いつごろから子育て支援が云々されるようになったのかについて、また、エンゼルプランから次世代育成支援時代へと時代が移行する社会背景について整理した。さらに、保育所の取り組み事例を概観することによって、いくつかの保育所においては現在、保護者に寄り添った支援のあり方が模索されていること、歴史的にみても、保育所が子育て支援に一定の役割を果たしてきていることを述べた。そして、子どもの最善の利益が子育て支援の目的の第一にあげられなければならないこと、子育て支援とは、子供の発達を保障するために、親が自信をもって、肯定的な姿勢で子育てできるような、また、親が人間としても成長できるような支援であることを確認した。
- 名古屋柳城短期大学の論文
- 2005-12-20
著者
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