子どもの現状と次世代育成について2
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概要
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現在、子どもが病んでいると言われるが、子どもたちは本当に病んでいるのだろうか。以上の問いに対して得られた保育者からの回答を、昨年度行った学生の回答と比較しながら分析した。保育者たちは、子どもたちが病むのは、環境、特に親の姿勢に問題があり、親・大人社会を変えていくことが必要であると指摘していた。2冊の調査報告書-大阪レポート、兵庫レポート-により、ここ20年で父親の育児への参加・協力度は改善されたが、母親の出産以前の育児経験はより少なくなり、地域ではますます孤立しているという、子育て中の親の現状を示した。これら子育ての現状に対して、保育所保育と地域の子育て支援を保育所における同列の2つの重要な機能に捉えた保育所保育指針の改訂についての中間報告を読み解き、これからの保育所の役割について考察し、さらに保育士養成校教員の役割についても考察を加えた。
- 名古屋柳城短期大学の論文
- 2007-12-20
著者
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