省察を基盤とした教育実習事後指導プログラムの開発
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概要
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本研究では,教育実習経験の省察(リフレクション)を基盤とし,実習生による実習生自身の授業分析と実習日誌の分析の二つの方法を取り入れた教育実習の事後指導プログラムを開発・施行した.その結果,本事後指導プログラムが実習経験の省察に鏡的役割を果たし,実習生の今後の課題を浮かびあがらせ,また実習生自身が4週開の実習でどのように成長してきたのかを実感できることが明らかになった.このことから,実習経験を客観的に見直し,整理する一つの方法として,本プログラムが有効であることがわかった.その一方で,実習生同士が体験を共有する場がないというような課題も残された.
- 秋田大学の論文
- 2006-04-28
著者
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