教育実習の実態に関する基礎的研究 : 教職志望学生への質問紙調査を通して
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概要
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本研究は,非教員養成系大学の教職志望学生に対して実施した教育実習に関する質問紙調査から,教育実習の実態を明らかにすることを目的としている.調査項目は,(1)教育実習の概要,(2)教育実習前の活動状況,(3)教育実習における活動状況,(4)実習中のコミュニケーション,(5)大学のフォローアップヘの意識である.その結果,実習生による授業観察や実習数の差や,実習初日から授業実習を行う場合があること,事前指導が学生の心理的不安の解消に寄与している一方,教育実習中にはそれほど有効とはいえないことがわかった.さらに,大学側の支援体制に関する今後の改善の方向性などについて知見を得た.
- 秋田大学の論文
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